『当社における課題感をふまえた質問に対して、技術面だけでなくマネジメントや戦略面からもアドバイスをいただけました。その中でドメイン駆動設計をどのように展開していくのかを一緒に考えてくださり、地に足の着いた知識を得ることができました。』
こちらのコメントをいただいたのは、「総合エンジニアリング企業」として世界各地でプラント建設プロジェクトに取り組む、日揮グローバル株式会社(以下、日揮グローバル)です。日揮グローバルでは、ITを専門としない「社内のエンジニア」が、自前で業務アプリケーションの構築に取り組んでいます。
大きなきっかけになったのは、重要取引先であるオイルメジャーのトップから「市場で生き残るには、データとデジタル技術を駆使して、工数は3分の1に、プロジェクト遂行スピードは2倍にする必要がある」とアドバイスを受けたこと。顧客からの要求内容は、年々、プラント建設だけでなく、付随する情報のマネジメントに至るまで領域が拡大していました。
これまでの仕事のやり方を変革するにあたり、デジタルに詳しい社員だと「どのように実現するか」が先行してしまうため、「なぜ実現するのか」「なにを実現するのか」の視点が持てる、事業系のエース級で実行部隊が組織されることになりました。
社内でのシステム開発を推進するにあたり、BIツールの活用やノーコード・ローコード開発については「短期的な成果があがるかもしれないが、業界で勝ち抜くための抜本的な業務改革においては、根本的な解決にはならない」と結論。業務アプリケーションの内製開発に取り組むことになります。
しかし、書籍やWEBでの断片的な情報では理解に時間がかかり、肝心なところが腑に落ちず、「独学での限界」にぶつかりました。
模索を続けた先に「フルネスであれば期待している研修をカスタマイズしてくれそうだ」という感触を得て、打合せを重ねた結果「Kubernetes」と「ドメイン駆動設計」について、ハンズオンを豊富に含む研修の実施に至りました。
研修冒頭から、実装する際の疑問点や技術の概念を理解するための質問がとめどなく溢れましたが、講師からの的確な回答は納得度が高く、理解を深めていただくことができました。模範となるソースコードを見ながらハンズオンに取り組むだけでなく、講師からは「品質向上につながる設計手法」など、社内の実情に即したアドバイスも豊富に提供され、あるべき姿がイメージでき、加速度的な理解につながりました。
結果的に、短期間で体系的に業務アプリケーション開発の定石や常識が理解でき、これまで感じていた壁を乗り越えられる手応えを得たことで、「ここまでわかりやすく、一貫性を持って解説してくれる媒体は、今の日本には存在しません」とのお言葉に加えて、以下のような嬉しいコメントもいただきました。