貴社はどのような会社でしょうか?強みや魅力を教えてください
様々な業種のお客様向けに、物流システムや基幹システムなどの構築を行っております。
課題の発見からシステム開発、導入後の運用保守まで、ワンストップで対応できるのが強みです。
総合物流企業「山九」のグループ会社であることから、特にロジスティクスの分野でノウハウを持っています。
今回の企画を進める前には、どのような取り組みをされていましたか
社内でどんな技術が利用されているか、これからどんな技術に力を入れていく必要があるか、調査・検討していました。
そこで挙がった課題の一つとして、開発基盤の構築や技術選定に必要な基礎知識である、「ソフトウェアアーキテクチャ設計」の考え方について習得できる機会が少ない、というものがありました。
当社の研修をご採用いただいた理由をお聞かせください
新しい技術に対して実践的なカリキュラムを持たれていることに関心を持ち、まずはオープン講座(ドメイン駆動設計、マイクロサービスアーキテクチャ)を受講しました。
既存の業務や社内教育からは学びにくい基礎的な考え方を幅広く習得できる内容であったため、これを基にした社内研修を実施したいと考え、カスタムデザイン研修を依頼しました。
研修開催前に期待いただいていたことに対して、期待通り、あるいは期待以上だったことをお聞かせください
開催前に打ち合わせを重ね、当社の要望を基にしたテキストやスケジュールを作成いただきました。
その内容がそのまま期待値となっていたのですが、研修当日には、テキストにない前提知識や歴史、事例など、受講者の様子を見ながら非常に多くの要素を補足いただき、期待以上の結果でした。
研修の中で、印象に残っていることや場面と、その理由をお聞かせください
受講者それぞれが、業務で関わっているシステムのソースコードを、これまでとは違った目線で読み直している姿が見られました。研修の中で、日ごろ向き合う機会の少なかった「アーキテクチャ設計」の概念に触れ、受講者の視野が広がっていく様子が印象に残っています。
研修終了後に、貴社の中でどのような変化がありましたか
社員による勉強会の場で、研修で学んだ内容に関連するテーマや、現場での実践事例が取り上げられるようになりました。
まずは受講者ひとりひとりが、手の届く範囲で学んだことを活用している状況です。
この研修は、今後どのような方を対象に、受講をおすすめされますか
「ソフトウェアアーキテクチャ設計」の研修ですが、アーキテクトや開発推進の役割を担う方だけでなく、ある程度の実務経験を持った開発メンバーやプロジェクトリーダーにもおすすめします。
基礎的な内容ですので、上流下流問わず多くのメンバーが共通認識を持つことで、自社の成果物の品質向上が推進されると考えています。
この研修は、どのような企業での採用をおすすめできますか
特にスクラッチでのシステム開発を行っており、内部品質(保守性)に配慮できるメンバーを増やしていきたい企業にお勧めできます。
業務経験だけではカバーしきれない、基礎となる考え方の体系的な習得に、このような研修が役立つと考えています。
現在お取り組みの人材育成について、これからの展望や意気込みをお聞かせください
研修で学んだことがその場限りにならないよう、受講者同士で振り返る機会を設けながら、定着を図っていきます。また、引き続き全社的な技術力向上を目指して、伸ばすべき領域と適切な伸ばし方を追求、実践していきます。