Goal connect 株式会社

「期待以上に深く学べたことで、今後の業務に自信を持って取り組めるようになった」

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 私たちの会社は、システム開発をサービスとして提供するビジネスをしています。
しかし、開発チームと営業チームの間でシステムの仕様や要望のヒアリング時にギャップが生じることが多く、開発ノウハウが不足していました。

これにより、お客様の要望を正確に理解し、開発チームに伝えるのが難しく、結果として提案の精度が低くなってしまうことが課題でした。

 会社の方針として、データ中心アプローチ(DOA)の導入を検討しており、その考え方を学ぶことで、情報の流れを適切に理解できるようになると考えました。特にデータの受け取りからアウトプットまでのプロセスを理解することが重要だと感じ、DOAを学ぶことが最適だと思いました。

また、フルネス様はカスタマイズの研修をしてくださるということで、既定のカリキュラムではなく、私たちシステム営業の人間に合わせた提案をしてくれたことも採用を決めた理由です。

 研修を受ける前に、データ中心アプローチの基礎的な知識を再確認し、最新のベストプラクティスを学ぶことを期待していました。その期待に対して、研修は期待以上の成果をもたらしてくれました。

まず、エンティティやリレーションの概念の導入により、エンジニアではない私たちでもデータの概念を整理しやすくなりました。
この研修では、具体的な設計方法に囚われずに、全体像を把握しつつも、エンジニアに情報を渡す際に必要な知識や手法を自然に身につけることができました。
特にDOAの基本的な考え方を、リアルなシナリオに基づいて学ぶことができた点が大変有意義でした。

さらに、研修の中で提供された具体的な実務例や正規化のコツは、私たちが日々直面する課題に直結しており、非常に役立ちました。
特に、データモデリングの基礎知識を期待以上に深く学べたことで、今後の業務に自信を持って取り組めるようになりました。

 研修の中で最も印象的だったのは、旅行会社のツアーに関するER図を整理する演習です。実際にありそうな、かつ少し難易度の高いシナリオを自分たちで整理することで、データの関連性とその複雑さを実感することができました。
この演習を通じて、ER図の有用性を理解し、データの構造を視覚的に捉えることで、今後のシステム設計にも自信が持てるようになりました。

また、データモデリングの手法として、トップダウンアプローチとボトムアップアプローチの二つがあることを教えていただいた点も非常に印象に残っています。お客様からの情報に応じて異なるアプローチを選択することで、データの整理がより容易になることを学びました。

さらに、DBの正規化に関する講義と演習は非常に有益で、既存の知識を新たな視点から再確認でき、実務に直結する具体的なアドバイスも得られました。特に、大量データを扱う私たちのシステムで早速活用でき、データ整理と管理が格段にスムーズになりました。

このような実践的な演習を通じて、データモデリングやER図の重要性を深く理解することができました。研修で得た知識を実際の業務に適用することで、チーム内のコミュニケーションも円滑になり、業務全体の効率が向上しました。

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 ER図を書く習慣が定着し、システムの設計がスムーズになりました。
開発チームと営業チームの間で同じゴールを共有しながら、共通の認識ができ、今までは感覚的にやっていた部分が体系立てて整理され、コミュニケーションが改善されました。

また、研修で学んだ知識を元に、データベース設計ができるようになり、業務の効率が向上しました。

 開発者はもちろんのこと、システムの仕様を調整する営業の方々にも非常に有益です。
特に、上流工程での設計が求められるエンジニアや、システムの仕様を理解する必要がある営業担当者にお勧めします。

 IT企業だけでなく、メーカーなどのエンジニアを抱える企業にもお勧めです。
特に、データの扱いが重要なDX時代において、データの管理と活用が求められる企業にとって、この研修は非常に役立つと思います。

 今後は、DOAを使いこなせるようにメンバーの習熟度を上げ、開発と営業の境目をなくすことで、開発メンバーの刺激を与え、チーム全体のスキルアップを目指します。
また、ベトナム支社のエンジニアにもこの知識を広め、国全体のIT技術向上に貢献したいと考えています。

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